弥生杉

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昨日出掛けようと外へでたら・・・

ああ、もうそんな時期なんだ。

という景色に会いました。

木々が赤く色づいております。


そうです、もう9月。

カナダも秋です。


近年のバンクーバーの気候は、春と秋が結構長くて、

夏は短いですね。

冬も依然と比べると短くなっている気がします。

というか、

もともと、冬でも気温が0℃以下になる事があまりないのですが、

全体的に気温が高めになってきている感じです。



ところで、日本は台風シーズンですね。

最近は、かなり早い時期から台風が発生していて、

しかも規模が尋常じゃない。


今回の台風10号も超大型で警戒されていました。

ところが、九州上陸直前くらいに、

勢力が、大きく落ちました。

とはいえ、それでもまだ各地に劇的な被害をもたらしましたが。


でも、勢力が落ちた原因がどうやら屋久島にあったようです。


屋久島では、台風10号の影響で、

樹齢3,000年の弥生杉が根元から折れる被害がでています。

これまで、そんなに長い事

生きながらえてきた木が折れるのは、

まさに、3,000年に一度の強風だったのでしょう。



ところで、この屋久島が、

実は台風10号の盾になったから

勢力が弱まったという説があります。


ある時点での、台風の衛星画像を見ると、

台風の目が無くなっている時があります。


その時というのが、

台風の目の一部が屋久島を通過した時なんですね。


つまり、台風が屋久島に乗り上げた格好になった。

その屋久島の最大標高は2,000mあまりあります。



標高の高い山があると雨雲は遮られます。

ただし、屋久島は小さく、台風は逆に超大型なので、

台風の進路の支障にはならず通過。


ところが、中心である台風の目の部分が屋久島に遮られた。


結果として、台風のフォーメーションが崩れ、

そこで、大きく勢力を落とした。


という推測が X でなされています。


実際に、本州を縦断して、

中国地方から北陸、東海地方に進む時、

北か南に逸れる事が多い。


それは、日本アルプスという巨大山塊が

3つも盾となっているので、

台風が避けて通っていくからだと言われています。

もっとも、中心は通らなくても、

今回の台風は、影響範囲が広大なので、

台風から大きく離れた地域でも、その影響(大雨など)を受けました。


既に温帯低気圧になり消滅していって、やっと一安心です。


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